気軽なスナップで「撮ることを楽しみたい」という人におすすめのレンズとは?

気軽なスナップで「撮ること」を楽しみたい。そんな時におすすめの小型軽量タイプのレンズについて。選ぶ時のポイントは?
ハタモトシンイチ 2022.10.17
誰でも

お気に入りのカメラで「写真を撮ること」を楽しみたいのだ。そう思うことはありませんか?

今回は、気軽なスナップで「撮ることを楽しみたい」そんな時にオススメの小型軽量タイプのレンズについてお話しします。

撮るものや、撮る目的が違えば、レンズの良し悪しの判断、その基準も違ってきます。場合によっては、その答えが真逆になるっていうこともあります。

なので今回、用途の前提を先に決めておきたいと思います。

前提として、

気軽なスナップ
お散歩フォト(草花フォト)
日常フォト(料理、好きなもの)

特に私なんかで言うと草花写真ですね。
あと、日常系、料理とか、好きなもの、グッズ アイテムとか。そういうものを気軽にスナップしていくようなレンズ。

そういう用途を前提としてお話ししていきたいと思います。

***

気軽にスナップしたいということで、気軽にスナップってどういうことかという点では、やはり小さくて、軽いレンズの方がありがたい。

いつでもカメラにつけて持ち歩けるようなレンズ。

そして撮ることを楽しみたい。

撮る感覚を楽しむという点で、マニュアルフォーカスのレンズをおすすめしたい。

「オートフォーカスのレンズは楽しくない」という意味ではありません。誤解のないようにお願いします。

それから被写体に近づいたり、離れたり、フレーミングの自由度があると嬉しい。

レンズ、仕様を見ると、いろんなデータが書かれています。どこで判断すればいいんでしょうか。

今回の場合、5つの項目を重点で考えてみたいと思う。

  • 重さ

  • 全長

  • 最短撮影距離

  • 最短撮影倍率

  • フィルター径

この5つの項目を比較してみようと思いました。

あと、何を撮るかってということでいうと、私の場合、草花スナップが多いので、焦点距離も重要になってくる。

標準レンズ、元々よく使ってます。

純正レンズで言うとねXF35mmF1.4Rこれ、よく使ってます。

ただ、これ使ってるとき、ちょっと狭いと感じることが時々ね、ほんの時々なんですがありました。

といっても広角レンズでは広すぎる。その間がちょうどいいなと思っていて、

ということで準広角レンズ、準広角の焦点距離が最近ちょっと気になってました。

準広角が標準と感じる人も多いかもしれない。

自分に合う焦点距離は撮るものによって、あるいは撮り方によって変わってくると思う。

自分で触ってみて確かめるのが1番です。

どうやって確かめるかっていうと、1番いいのは、カメラやレンズを触れるお店で、実際に確かめてみるという方法。

なかなかそれができない環境の人もおられると思います。

あとは、レンタルして確かめるとかもある。

ズームレンズを持っているのであれば、その焦点距離に合わせて覗いてみるという確認方法もできます。

ズームレンズを持っていたら、1番簡単かもしれないですね。

準広角ってどれぐらいなのかなと

どれぐらいですかね。

人によって違うんですが、富士フイルムのAPS-C のカメラの場合で言うと、標準が35ミリ前後ですね。

で、広角が17mmから34mmぐらいのところ。

超広角が16mm前後か、それ以下という感じ。

ということは、準広角というのは、25mから34mmぐらいの間になるのかなと。

純正レンズで言うとXF23mmシリーズとXF27mf2.8 と今後発表される予定の XF30mmF2.8 マクロ

この3本が純正レンズでの準広角ってことになるんですかね。

1本はまだ発表されてないんですが、いつ発表されるんですかね。

年内発表っていう話はありましたが、まだ発表されていません。とても気になってます。

今回マクロが発表される予定になってるんですが、このところ寄れるレンズ、被写体に近寄れるレンズがだんだん増えてきた気がします。

例えば、先日発表されたXF56mmのF1.2rWR リニューアルバージョン。これもだいぶ最短撮影距離が短縮されて、70センチだったのが50センチまでになった。

20センチ短縮されると、かなり大きいんじゃないかと思う。

その傾向はね草花撮りにとってはとても嬉しい傾向と思ってる。

今後、発表される予定のXF30mmF2.8のマクロ。

どんなレンズになるのか、とても気になってる、詳細を待ちたいと思います。

それは置いといて、今回はマニュアルフォーカスレンズのお話でした。

マニュアルフォーカスレンズ。
どんなのがあるのかなと。

最近、コシナさんから発売されたフォクトレンダーノクトン35mmF1.2というレンズがあります。

これ、結構売れたらしいんです。

でもなぜか中古市場にどんどん流れてきてるんです。なんでかな〜と。

使いやすそうだし、とてもいいレンズのはずなのに、なぜ手放す人が多かったんだろう。ちょっと理解が難しいんですが...

推測で考えてみると、このレンズ、最短撮影距離が30センチなんです。思ってたほど寄れなかったというのがあるかな。

ちなみにXF35mmF1.4rは28センチ。あんまり変わらないなとは思うんですが、もうちょっと近づきたいと思ったかもしれない

推測ですこれは。

もう1つの理由

これも推測ですよ。

その後に同じシリーズの良さそうなレンズが出てきたという理由。

ノクトン35mmが売れなかったらもうコシナXマウントはそれで終わりやったのかもしれない。

でも結構売れたということで、続いて立て続けに2本発売されました。

ノクトン35mmF1.2が2021年の9月に発売。その後ノクトン23Ff1.2が今年の7月13日発売で、続いてマクロ アポ ウルトロン35mmF2というマクロレンズが今年8月8日発売ということで。

ちょっと出し急ぎすぎたのかな。という気もしないでもない。

で、最初に出た35mmF1.2の方が非給面レンズがなくて、異常部分分散ガラス1枚というレンズ構成なんです。

後から出た23mmの方が非球面レンズを採用して、かつ異常部分分散ガラス2枚入ってるらしい。

ま、そうなるとやっぱり入れ替えしたくなる人も出てきそうじゃないですか。

この非球面レンズ、アスフェリカルって書いてるんですけれどもノクトン23mmF1.2 アスフェリカル。

このアスフェリカルが非球面レンズという意味。

普通のレンズは綺麗な球型面なんです。それを非球面にして焦点のずれをなくす技術らしいです。

光の焦点を一致させるらしいんです。普通の救面だと、光の色、種類によってずれが出てくるんですが、それをちょっとずらすことで、焦点を一致させるという技術らしいんです。

その非球面レンズを使うことで、小型化できて、軽量化できて、コストダウンもできるといういいことばっかりということで、その後出たノクトン23mmの方を欲しいと思った人が、元々買っていた35mmの方を手放して買い替えということになったのかな。

これも推測ですが、まあ、そんな人もいたんじゃないかなと。

で、もう1本、アポクロマート設計のマクロ アポ ウルトロン35mmF2

これは8月に出たばっかりなんですが、なかなかレビューしてる人が見当たらないんで、どういう写りするのか、ちょっとわからない状況です。

マクロレンズなので、被写体によることができますし、ハーフマクロなので、マクロとして色々遊べるレンズなので、これも気になるレンズではある。

ただちょっと全長が54.8mmというのと、質量がちょっと重くなる。

さっきの2本と比べてちょっと重くなるので、買い控えする人もいるかもしれない。

あと35mmf2でしょ。さっき言った純正のXF30mmのマクロ。ここと比べてどっちにしようかと思ってる人もいると思うんで。

その点もあって買い控えしてる人がいるのかもしれないですね。

もう1つの理由が。。。これもかなり理由としてはあり得るんじゃないかと思うんですが、マニュアルフォーカスが難しかったという理由。それありませんかね。

やっぱりオートフォーカスは、ピントを自動で合わせてくれるんで楽じゃないですか。

なのでレンズの力をそのまま使おうと思うとやっぱり自動でピントを合わせておきたい。

オートフォーカスの方が良かったかなと思ってしまった人も多々あるかもしれない。

マニュアルフォーカスは、撮る楽しみを求める人にとっては楽しいんですが、すごい写真撮って「いいね」欲しい。

そういう承認欲求の方が強い人からすると、ちょっと楽しめない人もいたのかもしれないなと思います。

だいぶ本題から外れてきた気がします。

えー、なんでしたっけね。

えーっと、気軽なスナップで取ることを楽しみたい。そんな時におすすめの小型計量タイプのレンズについてですね。

で、いくつかのレンズ。

5つの項目

  • 重さ

  • 全長

  • 最短撮影距離

  • 最大撮影倍率

  • フィルター径

を表にしてみました。

その表を見ながら考えたいんですが、左の列にレンズ名を書いてます。

薄黄色の背景にしたところが有利点、赤文字にしたところが不利なところです。

こう見るとノクトン35mmF1.2は、かなり良さそうなんですが、さっきも言ったように、最大撮影倍率がちょっと弱いので、ここがXF35mmF1.4rぐらいだったら強かったなと思うんです。

その点だけですね。惜しいところが。

あと価格を考えなければノクトン23mmF1.2、これが1番魅力的かなと思います。

価格がねー、お気軽な価格ではないので、ちょっと困ったなというところですね。

下2つにいわゆる中華レンズと言われるレンズを記載しました。

最大撮影倍率が2つとも不明なところが気になるんですが、他のデータを見てみると、かなり理想に近いと感じます。

こちらは価格的にもお気軽なレンズになってます。

TTArtisan 25mm f/2 Cについての先行レビューについてはブログでも書いています。いくつか作例もあります。お読みいただけると嬉しいです。

という感じで一覧表を見ていただいて

純正のXFオートフォーカスのレンズのデータも一緒に載せてます。そちらと比較しながら自分ならどのレンズにするのか参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

今回は、気軽なスナップで「撮ることを楽しみたい」そんな時にオススメの小型軽量タイプのレンズについてお話ししました。

今回の内容は、音声でも配信しています。
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